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何処へ行くの、あの日

Short Cut List

 ナスティ・ボーイから推薦を受けて公式サイトを覗くと、特に目を引くキャラクターなどはいないのだが明らかに何かが違う雰囲気を持っていて、やりたいと思わせるものがあった。
 よって情報は殆ど聞いていない(笑)
 略称は、どこいく。
 ナスティ・ボーイの推薦と俺の直感で、無名ゲームを捌いてみよう。
 俺もナスティ・ボーイみたく自虐的神速を身に付けたいよマンスリー企画第2段! 何処へ行くの、あの日へ、ズームイン!!

ゲーム日記

ファーストプレイ

 冒頭からいきなり「あなたは」で始まる。物語が主人公の視点になっていないが……。
 ぐぁ……いきなり妹を犯している主人公。互いに求め合っているのだろうか? 主人公にそんな気配は無い。つーか、カウンセリング通いの主人公。
 やっべ……サイコ系の匂い……。

 絵麻、登場。
 さきほど犯していた妹とは声が違う。別人だろうか。黒髪ロングにツリ目の女の子。主人公の妹らしい。
 表情はあまり顔には現れず、物静かだ。
 なんか……普通にディープキスしてるんですけど……。(凹)
 つか、無理。あり得ない。

 桐李、登場。
 名前はトウリと読むらしい。ウェーブロングのお嬢様っぽい女性だ。主人公より年上のお姉さん。ぽけぽけしておっとりとした性格だ。メインヒロインなのかなぁ……?
 打てないコースではないが、好んで打つコースでもない。

 千尋、登場。
 主人公のクラスにやってきた転入生。いきなり黒猫を制服の中に入れて登場した女の子。長細い黄色いリボンを付けたショートの髪型で、明るくハキハキとした性格だ。
 もちろん、オンリーワンだ。(ぇ

 ここでオープニングムービーが入る。
 オープニングムービーを見る限り、絵麻と千尋がメインの話のようだ。そこはかとなく血の匂いと、サイコ系の感覚が俺を鬱にさせてくれる。って言うか問題は主人公の精神面。ここのとっつきに一番苦労しそうだ。女の子キャラは比較的どうでもいい。千尋で。どう主人公と折り合いをつけるかが、このゲームを楽しめるかにかかってくるだろう。
 1周出来るかどうか不安になってきたよ……?
 明るいのは千尋ぐらいで、主人公を含めてシナリオの設定までかなり暗い……うぐぅ。

 青井 智加子、登場。
 主人公が千尋と一緒にすることになった図書委員のメンバー。他のクラスの同級生になる。
 三つ編みの黒髪ロングで、本が好き。
 今は亡き主人公の幼馴染み「トモ」の姉にあたる。幼い頃は病弱で1年留年をしているから、主人公と同じ学年になっているらしい。

 一葉、登場。
 おだんご頭のウェイトレス。絵麻の同級生でもあり、主人公の幼馴染グループの一員でもある。
 主人公とはまったくしゃべらなくなったらしいが、千尋を仲介して普通に会話しているようだ。
 一葉って名前は……攻略できない幻のヒロインを思い出してしまうね。

 ミッキー、登場。
 一葉がアルバイトしている喫茶店で談笑していると現れた絵麻のクラスメイト。
 金髪にくるくるカールのロングヘアー。髪だけ見ると物凄い人だ。

 雪絵、登場。
 桐李の母。OLスーツのお姉さん風味だ。現職の女刑事。普通に若い……。
 ……いやまてよ?
 ……いやまさか?(ぉぉ

> 絵麻「お帰りなさい。遅かったわね」
> 主人公「あぁ……ちょっとな」

 なんでしょうこの冷め切った夫婦のような会話は……。
 つーかね、絵麻はどう処分すれば良いでしょうか。これはなかなか難航しそうですぞ。
 絵麻のクラスメイトである木ノ下君では……心許ない。
> 絵麻「ワタシニハオニイチャンガイルカラ」
 ……寒い。うすら寒い。
 青井さん(智加子)のボイスも非常に魅力的だが、千尋選択肢オンリーで。つーか、それしかない。絵麻邪魔(プ
 また物語は始まったばかりだと思うが、すでに2人ほどお亡くなりになっているのが……鬱々とした雰囲気を感じさせる。

 主人公たちの学校、街で噂される薬物の噂。親友が手に入れていた。マージという名前の薬物で、タイムトリップが可能だと言うのだが……。
 そして、主人公が真夜中に見た大きな獣。
 TVから流れる病院の怪現象。原因不明で昏睡状態になる患者が増えているとか。
 主人公の回想シーンで出てくる病弱でおかっぱ頭の絵麻確かに、マージが死ぬほど欲しいヨネ(ぉぉ

 マージを入手し、過去へとトリップする主人公。現実でも事件が進展しつつ、過去が現在進行形で進んでいく。24時間コンビニ営業の主人公だ。マージの入手経路は確立しているようで、親友の島、一葉も入手した事が確認されている。
 過去に戻り、それが現在に影響を与える事は可能なのだが、自らの行動を逸脱した行為は現在に影響を与えない。過去を少しずつ変遷しているようだが、それをマージを手にした人全員が行っているはずなので、現在時間では大きく変化していそうなものだが、それほどでもないらしい。
 登場キャラは青井さん以外は幼馴染みという設定なので、普通に登場してくる。立ち絵パターンも豊富で1枚CGももちろんある。
 か、過去のキャラを食えたりは……しないよね?(ぉぉぉ
 つーか、現在の絵麻が苦痛でしかない。俺は、夢を見たっていいと思う。(謎)
 と言う事で、ど・れ・に・し・よ・う・か・な?(マテ死

> 青井「国見君がそう言ってくれるなら嬉しいですね」
> 主人公「え?」
> 青井「あ、いえ…なんでもないですぅ」

 ごふっ!
 さ、さちえマジックがこんな所にも……(ぉ

 過去にあった異質なものとのやりとり、戦い、そして現在に繋がらない異質な過去。現在では何故か青井さんとお近づきになっていたりする。千尋を目指したつもりだったのだが……ボイスの魔力というやつか(ぉ
 しかし、この終末の過ごし方みたいな絶望的な雰囲気はなんとかなりませんか(笑)
 青井さんと幸せになれたと思ったら、物凄い勢いでシナリオ急転。マジで、マジで?
 つーか、きっつぅ……(笑)
 これまでの物語の中で、主人公が追いかけていた「あの日」とは別の「あの日」へと主人公は動き、なに、このバッドエンド。
 エンドロール流れてるし、これって普通のシナリオエンドなんだよね……。痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。
 ぐぁ……orz

セカンドプレイ

 今度こそ千尋をと思って再スタートさせると、いきなり青井さんのモノローグ。セーブ&ロードシステムが痕のしおりのようになっており、ほぼ攻略順序や謎解きのルートが決まっているようだ。縦のラインへと深く作り込んである証でもあり、期待はできよう。
 ただし、キャラ的にクリアしたくないキャラのルートにも行かねばならない諸刃の剣を感じさせる。
 絵麻だけは勘弁……(笑)

 などと思いつつ、やはり千尋っぽい選択肢を選んで物語を進めていると、予想通りに桐李とのイベントが増えていく。
 選択肢に意味が無いのだろうか。あからさまに桐李を選んでいないはずなのに、物語は桐李。何か理不尽なものを感じるが、シナリオ攻略ルートに順番があることに、意味があるのだろう。無ければこのような強制ルートは組まないはずだ。
 しかし、今の所、そのシナリオ順序にルールを見つけることが出来ない。
 シナリオの核心であるはずの「あの日」に遠い順番だろうか。
 マージの見せる可変可能な過去の夢。それを外周から埋めていく。なるべく核心に近くない所から。
 過去に無かったはずの殺人事件。
 自分を正常だと思っている異常者は、理が叶っているだけに厄介だ。厄介村の厄介さんだ。

 まぁ、シナリオとしてはなかなか面白かったものの、キャラ的には桐李だしね……(ぉ

サードプレイ

 どこ行くも3周目。残るはあと3人。絵麻、千尋、一葉の3人だが、まぁ間違い無く一葉だろう。キャラクターの立ち位置的に。
 強制的にルートに突入するので、それはもう遺憾ともしがたく……。
 一葉は、知っているようで最も遠い幼馴染み。双葉という双子の姉がいたが、今は一家離散しているらしい……もう設定からして鬱々としていますな。
 キャラ的には、おだんご頭のボーイッシュ系。もちろん打てない事も無い。

 シナリオの核心へとは向かわないが、一葉シナリオ自体が壮絶だよコノ野郎……。
 まじすか(謎)
 一葉の過去を聞くと、絵麻に対する感情も解からないでもない。
 まじすか(謎)
 非現実過去の中で、一葉が不敵に笑う。そして口走る真実。
 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタタタタトワァッ!!(ぉ
 一葉ぁぁぁぁぁっっ!?
 あ。
 双葉ぁぁぁぁぁっっ!?(ぉぉ
 これは叫べる。なんだろうこのゲーム……ひたすらバッドエンドへ進んでいくゲームなんだろうか……(ぉぉぉ
 3周目にして1泣きキトァァァァァ……。

フォースプレイ

 残るは絵麻と千尋。
 千尋であって欲しい気持ち半分、最後に千尋であって欲しい気持ち半分……。前者は「絵麻クリアしたくないから」、後者は「謎が残って、絵麻をクリアせざるを得ないと思わせる千尋シナリオだったら嫌だから……」だ。
 俺の予想では、オープニングムービーと各キャラの過去編での立ち位置から言って千尋ルートなのだが。

 やはり、4周目は千尋ルートのようである。頼むから謎は残さないでくれよ……(笑)
 千尋との会話は非常にスムーズで楽しい(俺的に)
 シナリオとしても楽しめれば最高だ。

 核心キタ────(゜∀゜)────!!
 キタ────(゜∀゜)────!!
 ヨッシャアアアア!
 この学校へ転校してきて、また親の都合で出て行くかもしれないからと言いつつ、自分親の事はよく知らないと言う。
 キタキタキタ……orz

 一葉に続いてこれもキツいのぅ……しかし、相変わらずひたすらバッドエンドへ進んでいく感覚はどうにかなりませんか?(ぉぉぉ
 いや……バッドくさいんだけど、このゲームってバッド無いんだよなぁ。

フィフスプレイ

 残るヒロインは絵麻ですが……。
 ごめ、無理(ぉぉ

 なんて訳にもいかないので進めましたが、戦慄に次ぐ戦慄、恐怖に次ぐ恐怖の連続でちっとも楽しめません。シナリオは面白いんですが、絵麻がダメです(ぉぉ

総括

 さて、総評。
 シナリオは普通に面白い。1〜2周目でこの「どく行く」の世界に慣れてから訪れる3〜4周目の盛り上がりは最高だ。だが、ひたすらバッドエンドへ突き進むことは免れない事実であり、選択肢をどのように選んでも避けれないゲームシステムもどうかしている。ある意味サイコ系。
 絵はそれなりによく描けていると思う。特に目立つ部分は無いが、作中に出てくる「虫食い」の表現が醜悪。ただホワイトブラシをかけただけってアンタ……(笑) 物理学的にも、白は光を出すまたは反射しているから白いのであって、「虫食い」の表現としては黒のほうが正しい。
 音楽はなかなか良かった。全体的に暗いのだが、それがシナリオによく合っている。
 システムに大きな不備は無いが、使いにくいと思う。また、ゲームシステムとしては成り立っていない。
 シナリオや世界観はとても良く出来、纏まっていて素晴らしいと思うのだが、選択肢に意味が無いゲームシステムは酷評を与えてしかるべきだろう。読み物としては楽しめるが、ゲームとして楽しめないのだ。

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Document Write by iszark. Last Update, 2004-11-07.
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