iszark Channel : トップページ / 彼の近況 / 2007 年 /

Windows Vista

 Windows Xp の発売からかなりの時間が経過しました。5年……いや、6年かな? Windows 2000 にコンシューマ機能と下位互換性を強化したマイナーバージョンアップと言われながら、Windows Xp は一般的に普及したと言えるでしょう。もっとも、時間の経過がそうさせた感はありますが。
 さて、そんな Windows Xp からようやくのメジャーバージョンアップ、 Windows Vista が登場しました。
 どうせ必要になるし、新しいもの好きの自分としては即インストールしてみた。
 まずはアップグレードインストールで邪魔なプログラムを排除するよう要求される。私の環境の場合、セットアッププログラムで、Nero7 と DVD-RAM ドライバの削除が要求された。Nero7 はなんとなく解かるものの、DVD-RAM ドライバまで邪魔とは。他には ATi 製のディスプレイドライバも互換性が無いと指摘されるが、セットアップには影響が出ないようなのでスルー。マイクロソフト謹製のインテリポイント(マウスドライバ)、インテリタイプ(キーボードドライバ)まで互換性が無いと指摘されるのが笑いを誘う。
 また、Windows Xp と違ってメジャーバージョンアップであるためか、アップグレード後に元の状態に戻すことができない。(Windows 2000 から Windows Xp は、WindowsNT Ver.5.0 から Windows NT Ver.5.1 程度のもの)
 インストールはただ単にハードディスクをガリガリ言わせるだけでなく、途中でかなりの長考が入ったりするので、10分ぐらいハードディスクが無反応であってもセットアップを止める必要は無い。5分でスクリーンセーバーが起動するような設定になっているのに、10分も無反応時間を作るとは。まぁマシンスペックにもよるのだろうが、Core2Duo(2.4GHz)を積んだハイスペックマシンでこの状態です。
 セットアップ中の画面にはいつもの Windows 自慢が挿入されるが、「時間は貴重です。効率的な作業を実現〜〜」とかいう謳い文句は笑えないので勘弁してほしい。まさに、お前が言うな。
 さて、1時間程度のうちに5回の再起動を数えてセットアップは終了。最初に目に付くのは新システムフォントであるメイリオ。文字間が広いゴシック体で読みやすい。液晶モニタなので特にそう思う。まぁ、所詮はフォントなのでその程度の感想しか出ない。
 画面の右にはガジェットが用意されている。色々と出来るようだが今はまだ使う気がおきない。google DeskTop などによって Windows Xp でも簡単に実装できるが、それをマイクロソフトが取り込んだ。もともとガジェットは使う気が無いので余計な事をと言う感じ。
 セキュリティ面での強化(システムファイルの言語を全て統一し、日本語ユーザーインターフェイスを被せるようになったらしい。これによってセキュリティパッチのサイクルが早くなるらしい。あくまで「らしい」)の影響で、なんだかアメリカナイズされているように感じる。ウィンドウの見せ方とかエクスプローラの細かい所とか。
 また、この変更によって動かないローカライズアプリケーションは相当な数になりそうだ。ブラウザも ie7 が標準であるため、ie6 にダウングレードしたりすることは出来ない。ie7 非対応のサイトは早急な対応が望まれることになった。下位互換性という点では、かなりのアプリケーションを切り捨てている。
 もう1つ、Windows XP のユーザーインターフェイス Luna から刷新された Aero についてだが、見た目や色合いは大きく変わっているものの、劇的に変わっているわけではない。個人的にも青と緑の Luna よりは黒と青白色の Aero のほうが好きである。ネーミングは明らかに逆だと思うが。また、DWM(Desktop Window Manager) で画面描画スピードが体感的に格段に速くなるわけではない。システム自体が Windows Xp より重いので体感的にはあまり感じないのだ。が、システムが重くなるような操作をした時に DWM の恩恵を体感できる。システムの軽い重いに関係なく、画面の描画が行われている感じがする。OSシステムとして評価して良い部分だと思う。特に初心者はディスプレイの表示がおかしくなるとうろたえるからね。エラーメッセージは読み飛ばすのに画面表示の乱れ(遅れ)は許されない。ただ、マシンスペックの要求ラインがゲームマシン並みに高くなった。
 Vista を使うメリットと言うのは、セキュリティ面と Aero(DWM) 程度ぐらいしかない。Aero にしても恩恵を受けるのは初心者である場面が多く、Windows Presentation Foundation 技術などを使った新しい世代のアプリケーション待ちとなるだろう。今、Vista を使う必要はまったく無い。
 期待していた新ファイルシステム WinFS の実装は、Windows Vista SP2 か、それ以降になるようである。Vista の目玉は、内部言語の統一と Aero(DWM) 程度に収まってしまった。
 Vista をいち早く使いたいなら、使うアプリケーションが Vista 対応になるか(おそらく1〜2カ月以内)、Vista SP1 が登場したあたり(半年ぐらい)でアップグレードするのが一般的だろう。最も賢い方法は Vista SP1 プリインストールモデルに買い換えることだ。Windows Vista は 32bit Windows の最終形になるだろうと思う。それはきっと安定して動作してくれると信じている。そう、16bit Windows の最終形、Windows ME のように……って、それダメじゃん。

ウェブチャット | 管理者へメール | インフォメーション | トップページ(更新履歴)

Document Write by iszark. Last Update, 2007-01-31.
Copyright iszark Channel. All Rights Reserved.