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ウィキウィキウェブ!

 最近、ウィキ(Wiki)を使ってみた。よく同列で話されるシステムにブログがあるが、これは昨年も言ったようにあまり使う気が起きない。ブログが最もブログらしいのがトラックバック機能だ。別のブログの記事を引用あるいは参照して自分のブログにコメントを掲載した場合に、リンクを張ったことを相手に通知・受信するシステムのことで、リンクを貼るだけでリンク先の相手に勝手に通知される。リンクを貼られたページのオーナーは、そのトラックバックに気付き、その引用・参照したページを読むことが出来る。また、そのページを見た一般の閲覧者もトラックバック元と先を見ることが出来る。こういった感じで相互に結ばれ、交流が出来上がっていく。これはこれで面白いシステムだが、私は別段惹かれるものでもない。
 対して、ウィキ。こちらは誰でも記事を更新できる点がウリだ。編集の際にパスワードを設置して「誰でも」じゃなくて構わないが、複数人がブラウザ上からページの編集が出来る点に注目される。「3人寄れば文珠の知恵」とも「女3人寄れば姦しい」とも言う。ある特定の主題に対して、複数人数でサイトを作り上げていくのだ。
 今までウェブマスターと言う概念があった自分にはなかなか画期的なものであった。
 自分の使っている PukiWikiFreeStyleWiki で、便利だと思う機能は、「オートリンク」だ。通常ならここで WikiName と言う所だが、WikiName は英語圏ならそれでいいが、日本語ではこれほど使いにくいものはない。私がオートリンクと呼ぶのは、そのウィキサイト内にあるページが存在すると勝手にリンクを貼ってくれる事を言う。例えば、「掲示板」と言うページを作っておけば、掲示板という単語には全て、その掲示板のページへのリンクが貼られることになる。これはサイトを構築する上で非常に便利であり、サーファーにとっても便利な機能と言える。
 ただ、ウィキを設置する上で大変だと感じるのは、サーバー上のファイル管理だ。7人で使うウィキを設置してみたのだが、アッと言う間に1500以上のファイルが出来上がった。実際のページも400ページ近くあるが、より便利に使おうとすると、そのぐらいのページ数は簡単に使うようになる。これを移転……などと考えるだけで身震いがする。
 誰でもページを編集できるという事は、当然、悪意のある荒らしなどにも防御性が低い。そのリスクに対してなお、ウィキは魅力あるシステムだと思う。
 ウィキには HTML とはまた違った整形ルールがあり、覚えなければなかなか使いこなせないが、HTML のそれより圧倒的に簡単で使いやすい。
 欠点もいくつかあるが、別に一般的なサイト構築と相反するシステムではなく、考慮に値する追加・置換的な位置にある。さしたる問題にはならず、このまま発展を続けていけるだろう。
 しかしまぁ、当サイト(iszark Channel) には……必要ないかな? 便利なツールも必要のないシーンでは無理に使うことは無い。物を切れるハサミとノコギリの使い所がまったく違うのと同じことである。

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Document Write by iszark. Last Update, 2006-04-05.
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