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……駆け抜けろ駆け抜けろ駆け抜けろ!!
……振り返るな立ち止まるな足を止めるな!!!
つい先日、東京ビッグサイトで開催されたコミケット60に参加してきました。しかしそれは建前上の目的であって、俺の本当の目的は別にありました。
それは、覇を唱える彼のデビュー戦を見届けること……。
いつもならば、「彼」の部分にリンクを貼ってサラす所なのですが、今回はあえて伏せさせていただきます。
俺は、数年前よりこういったイベントに参加したことがありました。と言ってもまだ10本の指で簡単に数えられる数ですが……。お祭り騒ぎバカ騒ぎの好きな俺ですが、本来ゆったりした気性の俺にとってこーゆーイベントは参加するだけでシンドイです。ハッキリ言って並大抵の精神力では1日持ちません(ぉ)
それを、こう言ったイベントをあまり好ましくないと思っている素振りを見せている彼を連れて行くのですから、当然エスコート役が必要なのです。しかし他の勇者達は自らを試すかの如く激戦区に飛び込んでいるため、経験値も基礎能力も低い俺ではありますが、その役は俺が買って出ました。むしろ、レベルの低い俺だからこそ、ビギナーを連れて歩けるというものでしょう。
…………。
しかし、彼は俺の予想を遥かに上回る逸材でした。
彼の圧倒的な素質の前には、俺のわずかな経験など蚊ほどにも役に立ちませんでした(涙)
まず、彼の歩くスピード。
うねる人波を掻き分けて進み、進むべき道を見つけて即座にその道に取り付き、またうねる人波を掻き分けて進む。
この一連の動作が圧倒的に速いです。
俺は本を見る余裕なんてありません。むしろ後ろを振り返ることも出来ません。それどころか、ただひたすらに彼を全力で追っているだけなのに引き離される一方のこの有様(笑)
俺は1時間でネを上げました(爆)
「俺のペースで歩いて……(涙)」と。
……30分ほど休憩させてもらって体力を回復させた後、俺のペースで歩いてもらいました……(弱者)
彼はこういったイベントには初参加のはずです。
アムロなんか比ではないスピードで覚醒してます(笑)
さて、彼は特に欲しいものもないはずなので、俺が好みそうなものを見つけて歩くことにしますが、先頭を切って歩くのは彼でした。
上の文はおかしいでしょう? おかしいと思うでしょう?
そう……すでに彼は俺の前を歩き、俺の好みそうなものを探してくれているのです。乗車率400%の人波の中で、彼は我が道が如くに動き回り、ブツの全てを閲覧し、俺に人波を裂いて道まで作ってくれる有様!(爆)
またしても俺は彼について行くだけで精一杯(笑)
言っておきますが、俺の運動能力は人並みにはあるつもりです。腕力以外は……。
それなのにこの有様。
俺が興味をそそられて立ち止まると付き合ってくれましたが……俺は何故か謝らなければならないような気がします(笑)
成長力・適応力がどうこう言っているレベルではありません。
もはや、水を得た魚状態の彼を止めることすら出来ない俺です(笑)
企業ブースに来ました。ここは初日に東海の同志が無残に散った恐るべき場所でもあります。
そして、俺も彼も絶賛しているゲームメーカー、ニトロプラスの前に来ました。
おおっ、ヴェドゴニアの格好してる人がいる〜……と思った瞬間でした。
俺の隣を歩いてはずの彼が、ニトロプラスのパンフレットのようなものを持って私の傍にいるではないですか!
「い、いつの間に……!?」
などと思ってよく辺りを確認してみると……、
そのヴェドゴニアの格好をした人が数冊のパンフレットを持っています……。
どうやらパンフレットは残り数冊……?
そのパンフレットは会場のお客様に向けて無料配布している模様……。
ここまで確認するのに、俺は30秒かかりました。
それを彼は、ヴェドゴニアの格好をした人を見つけた刹那の瞬間に全てを感じ取り、即座に行動に出ていたのです。俺が彼の行動に気付いたのは、もはや一仕事終わってイイ汗をチラつかせている彼だったのです(笑)
目的のブツを視る能力、人波を掻き分ける動作……またしても俺は、その歴然たる力の違いをまざまざと見せ付けられました(笑)
俺にはもう、彼に教えることなど出来るはずもありません。むしろ、止めることすら出来ません(爆)
伝説となれる漢は、やはりデビュー戦から伝説を築いておりました……。
俺は……彼の伝説の第一歩を目の当たりにできて恐悦至極にございます……。本当に……。色んな意味で……(笑)
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Document Write by iszark. Last Update, 2001-08-20.